富良野市が市の事業としてワイン用ぶどうの栽培をスタートした1972年（昭和47年）から半世紀、
2022年（令和4年）は「ふらのワイン50周年」。
富良野市ぶどう果樹研究所より、周年事業のメインとなる記念誌制作の依頼を受け、
ぶどう畑で栽培作業の一年を追う写真撮影に取り掛かったのは2020年（令和2年）5月。
以降2年間に及ぶ制作期間において、研究所やぶどう畑に何度も足を運び、担当者と関係を深めながら
（スケジュール管理と調整でかなり苦心したものの）協力して作業を進行させた。

現地及び関係者の取材・撮影、座談会実施、ワイン試飲など、
営業・デザイナー・ライター・外部カメラマンが一体となり、一つ一つの作業に全力投球。
長期にわたり“チーム”としてのぞんだ工程の積み重ねは、
オールカラー・約100ページとボリューム感のある1冊に結実した。

「ふらのワイン50周年記念誌」は富良野市長からも高い評価をいただき、
ロゴ制作、北海道新聞全道版5d、ポスター、小冊子などの制作物はもちろん、
今後さらにワイン以外の仕事に広がっていく可能性も感じさせる仕事となった.。